2012年12月11日火曜日
もみじ紅葉
楓(かえで)科。学名Acer palmatum(いろはもみじ)Acer : カエデ属 palmatum : 掌(手のひら)状のAcer は「裂ける」という意味のラテン語に由来切れ込んだ葉っぱの形から。秋の紅葉(こうよう)がすばらしい。300種もの園芸品種が江戸時代から作り出されている。楓(かえで)と紅葉(もみじ)は植物分類上は同じだが、楓のなかで特に紅葉の美しい種類を「もみじ」と呼ぶ説がある。 また、盆栽や造園業の世界では、葉の切れ込みの数、切れ込み具合によって両者を呼び分けているらしい。かえで→ 葉の切れ込み(谷)が浅いもみじ→ 葉の切れ込み(谷)が深い英語では「かえで」「もみじ」とも「メープル」と呼び、カナダ産の「かえで」の樹液からとったものに「メープルシロップ」がある。楓科の代表種はイロハ紅葉(もみじ)。楓(かえで)の語源は「蛙手(かえるで)」から転じた。水かきのように切れ込みの浅い葉のものを楓という。紅葉(もみじ)の語源は、秋に赤や黄に変わる様子を昔、「紅葉づ(もみづ)」といったことにもとづく。(色が揉み出ず(もみいず)、からきたとの説も)。なお、「イロハ紅葉」の名は、掌状に5~7裂する葉の先を「いろはにほへと」と数えたことから。葉っぱが色づくわけ<要約> 秋になり日光が弱くなり、気温が低くなると(朝の最低気温が5℃前後)、葉っぱのつけねのところに壁ができてきて、葉っぱから枝の方に養分が流れなくなり、そのため赤や黄色に変わっていく。<専門的な説明>木々は冬に近づくと葉を落とす準備のために葉と枝との間にしきり(離層)を作り、そのため、葉っぱのところ光合成でできた糖分は枝に回らずに葉の中にたまっていく。一方、気温が低くなると葉の緑色の色素(クロロフィル) が壊れてきてその下に隠れていた黄色の色(カロチノイド)が表面に出てくる。公孫樹(いちょう)などがこの種類に該当する。 また、葉に取り残された糖分は赤色の色素(アントシアン)に変わっていきそれが目立つのがこの楓やモミジなどの種類である。公孫樹(いちょう)など緑(クロロフィル)黄(カロチノイド)カエデ、モミジなど緑(クロロフィル)赤(アントシアン)カエデ、モミジは、葉にできた糖分が多いほど葉っぱは真っ赤に染まるらしいので、日中は暖かく夜冷えるような日が続いた場合はそのあと真っ赤な紅葉が楽しめる。秋深くなると「紅葉狩り」。秋の風流♪広島県の県花、県の木(もみじ) もみじまんじゅう山梨県の県の木(楓)もみじは「椛」、かえでは「槭」とも書く「紅葉に鹿」紅葉に鹿を配した豪華な図柄 とりあわせの良いもののたとえ。他に「梅に鶯(うぐいす)」「獅子に牡丹」(参考: 花札の絵柄)紅枝垂(べにしだれ)の葉っぱは、秋ではなく、春に色づく「子持山(こもちやま)若かへるでの黄葉(もみ)つまで寝もと吾(わ)は思(も)ふ汝(な)は何(あ)どか思(も)ふ」万葉集「見わたせば花も紅葉も なかりけり浦のとまやの 秋の夕ぐれ」藤原定家「奥山に紅葉ふみわけ 鳴く鹿の声きく時ぞ 秋はかなしき」古今集猿丸太夫(さるまるだゆう)百人一首(05)「このたびは幣(ぬさ)も取りあへず手向山 紅葉(もみじ)の錦神のまにまに」古今集菅家(かんけ)百人一首(24)「山川に風のかけたる しがらみは流れもあへぬ紅葉(もみじ)なりけり」古今集春道列樹(はるみちのつらき)百人一首(32)「小倉山峰のもみじ葉 心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ」拾遺貞信公(ていしんこう)百人一首(26)「嵐吹く三室の山の もみぢ葉龍田(たつた)の川の錦なりけり」後拾遺集能因法師(のういんほうし)百人一首(69)「薄霧の立ち舞ふ山の もみぢ葉はさやかならねどそれと見えけり」新古今和歌集高倉院御歌「もみじ葉は道もなきまで 散りしきぬわが宿を訪ふ人しなければ」金槐和歌集 源実朝 「色付くや豆腐に落ちて 薄紅葉」松尾芭蕉 「楓」シリーズ(本来、カエデは「槭」と書く楓(槭、かえで)
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