2011年10月23日日曜日

マイケル・ジャクソンのダンス本番まで後一週間練習境公民館


マイケル・ジャクソンのヒット曲「スリラー」といえば、墓からよみがえったゾンビが踊るビデオ映像で世界的に有名だ。そんなマイケルにあやかろうと、日本の妖怪の郷(さと)・山陰で、鬼太郎などゆかりの妖怪が「スリラー」さながらに街中でマイケルの曲を踊るイベントが10月に催される。
「松江でビートイット!」(2日、松江市)と、「妖怪の街、境港で世界同時スリラー」(30日、鳥取県境港市)。 本番に向け、山陰では各地でダンスの練習会が開かれている。松江では週1回ペースで開かれ、8月下旬に公民館であった練習会には約60人が集まった。子どもから中年までの「ダンサー」が鏡のある部屋で、曲に合わせて腕を振り足を上げる。時おり「フウッ」とマイケルの甲高い掛け声もまねつつ約3時間。休憩時間も参加者同士で踊り方を教え合う入れ込みようだ。 小学2年生、高島朱羽(しゅう)君(8)はマイケルファンの父の影響を受け、風呂上がりに毎日練習している。「(クライマックスで)両手をあげる動きが難しい」。ダンス教室講師の安達恵子さん(61)は「初心者も簡単にできる振り付け。恥ずかしがり屋が多い山陰の友人も巻き込みたい」。 マイケルファンがビデオになぞらえて街頭で踊るイベントは、2009年6月に急逝した翌月、スウェーデンのストックホルムで数百人で踊った映像がインターネットで流れたことをきっかけに、追悼行事として世界中に広がった。 これを知っていた鳥取県米子市の会社員徳永健さん(39)。鬼太郎の生みの親、水木しげるさんの故郷として知られる隣町の境港市を観光したとき、ふと「日本の妖怪がスリラーを踊ったら面白いんじゃないか」とひらめいた。 高校生のころからマイケルの格好良さを信奉。以前住んでいた名古屋でマイケルのダンスイベントを主催した経験もある。インターネットで「山陰でも踊ろう」と呼びかけると、200人以上から「踊りたい」と反応が返ってきた。
6月、境港市観光協会に提案すると、事務局の古橋剛さん(46)が「妖怪が踊るという発想がなかった。世界にも誇れる行事になる」と協力を快諾。水木プロダクションの了解を得て、鬼太郎やねずみ男、目玉おやじなど8体の着ぐるみの参加も決まった。妖怪のブロンズ像が並ぶ「水木しげるロード」を舞台に、午前11時から「スリラー」に合わせて数百人が踊る。 これに先立ち、水木さんの妻武良(むら)布枝(ぬのえ)さんの故郷がある島根県では松江市で、宍道湖畔の芝生や商店街を舞台に「ビート・イット」を200人以上が踊る。こちらを仕切るのは、ネットで徳永さんの呼び掛けを見た飲食店経営の余村守さん(34)。大道芸やマジックで人を楽しませるのが趣味で、「マイケルには人を笑顔にするエンターテインメント精神をもらった。松江にも元気を注入したい」。 境港会場は、世界の各会場が同時に「スリラー」を踊る「スリル・ザ・ワールド」の一環で、10月23日までに申し込みが必要。松江会場は飛び入り参加できる。問い合わせは徳永さん(090・7859・0064、http://www.facebook.com/mj.sanin)

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